ラ・クラルテ 理念の3本柱
「ラ・クラルテ」 の設立の理念は次の三点にあります。
- 毎日の活性化とリハビリテーションを通した自立へのサポート
- 入居者の人権の尊重と安全を第一に考えた介護サービス
- 家庭的な日常生活の実現と生きがいのサポート
「ラ・クラルテ」 設立にあたって
心と体が健康でさえあれば、人は自立した毎日を過ごすことが可能となります。しかし、社会の高齢化によって、他者の介護や看護など、日常的なケアを必要とする高齢者の方も増えています。
こうしたケアには多くの時間と労力が求められてまいります。それゆえに、ケアを受ける方々にも、それが暗雲のように心の重圧としてのしかかってくるのです。
「ラ・クラルテ」 の設立目的は、いわば、このような方々が一日も早く自分で生活できる力を回復し、家庭に復帰し、そしていきがいのある毎日を取り戻せるようなお手伝いすることにあります。医療と介護、病院と家庭の中間に位置する施設であるともいえるでしょう。
「ラ・クラルテ」 を設立するにあたり、私たちが候補地としてこの高台を訪れたとき、空は小雨の曇天模様でした。しかし次の瞬間、にわかに空が裂け、雲間から光が降り注いできたのです。それはまるで、介護や看護を必要とする高齢者の方々の心の中に「この地で光を与えよ」 と天が我々に与えてくれた場として施設名も“ラ・クラルテ”(フランス語で光)と命名した。
二十一世紀の社会をむかえるにあたり、高齢者の方々のケアと社会復帰、家庭復帰の促進は、われわれ医療を学んだ者にとって義務と考えます。
そのために 「ラ・クラルテ」では、先進技術を駆使した清潔な諸設備はもとより、地域や人々との交流を重視し、ふれあいの場もふんだんに設けました。そして、専門のスタッフが真心をこめたお手伝いをいたします。
この緑豊かな高台の施設が、将来にわたって多くの高齢者の方々のお役に立つことを願っています。
この思いから誕生する「ラ・クラルテ」は、65歳以上(第一号被保険者)で介護保険で要介護1以上に認定された方、及び40歳~64歳(第2号被保険者)の特定疾病により要介護認定をうけられた方を対象にご利用いただける介護老人保健施設です。先進技術を駆使した、清潔で快適な施設の中で、専門のスタッフが施す、入所からデイケアまでご用意したサービスの中から、ご希望の介護スタイルをお選び下さい。
理事長 医学博士 廣瀬 隆史